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小谷監督作品『LINE』1/21(月)一夜限りの復活上映決定!

2013年1月8日

小谷監督の前作であり、初めてドキュメンタリーに挑戦した『LINE』の一夜限りの特別上映が決定いたしました!

2010年に劇場公開され、ソフト化されておらず観る機会が少なかった本作ですが、多くの上映希望の声のおかげで、一夜限りですが上映されます。
この機会に是非ご覧ください。

★上映日時★
日にち:1月21日(月)
時間:19:30開場/20時上映開始 (本編上映時間52分)
会場:アップリンクF(渋谷区宇田川町37-18)
地図:http://www.uplink.co.jp/info/map/
※上映後、小谷忠典監督、大澤一生プロデューサー、萩野亮さん(映画批評/「neoneo」編集主幹)によるトークイベントあり

 

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『LINE』 http://line.2u2n.jp/
2008/日本/52分/スタンダード/カラー
監督・撮影・編集:小谷忠典 製作:ソライロフィルム 配給:ノンデライコ

 

すべてはひとつの「線」となって繋がっていく
ヨーロッパの各映画祭で静かな熱狂を巻き起こした新世代ドキュメンタリー

 

波打つ水の波紋。自転車で走っていく後ろ姿。大阪府大正区。ここは沖縄からの移住者が多く住む街だ。
足の踏み場もないほど散らかった部屋で父と暮らす監督・小谷忠典の日常とその目に映ったものが綴ら
れていく。
酒に溺れる父と、血のつながりのない恋人の子どもとの日々の暮らしの中に言葉にならない苛
立ちが積み重る。
苛立ちを抱えたまま、小谷は自らが住む街と深く結ばれる沖縄に向かった。

 

そこで目にしたコザの娼婦たちの顔、体そして裸体。誰も見ることのない、彼女たちの体に刻まれた「傷と言葉」が一本の線となって、小谷と沖縄を繋いでいく。
その線が向かう先はどこなのか?。

血と地を超えた「LINE」が親と子のつながりを紡いでいく。

 

★コメント★
――魚喃 キリコ(漫画家)
小谷監督からのお手紙で、わたしの漫画で肯定されてきた、
とありましたが、この映画でわたしは肯定されました。
わたしの体にも心にもゆくてにも、いくつものLINEがあります、目に痛いくらいに鮮やかに血を流しながらで。
でも、これで、いいのですよね小谷さん。

 

――石内 都(写真家)
3人の男の危うい存在の関係がかすかな線を描き、沖縄の女達の純仕事の磁力を表出させた、小谷監督の真剣なまなざしが全編を貫く。見つめるという愛の行為と傷を負って生ざるをえない人間の悲哀と痛恨の物語だ。
血縁から他者へ、ドキュメントから想像へ、母なる沖縄を内包した切実たる映画である。

 

――福間 健二(詩人 / 映画監督)
生きることも、表現することも、ここでは、いまをただ受け入れるのでも拒否するのでもない、必死の遠まわりだ。
写真に近づきながら、なおはげしく映画であり、世界の傷を見つめた先に、確かにつかまえているものがある。

 

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